ほんたくからのおくりもの

不安でも、恐くても、一歩前へ

【みんなで考えよう! Vol.2】保育士の給与が安い理由

f:id:takuro-honda10:20190214030348p:image

 

こんにちは、ほんたくです。

 

以前に「誰でも出来るから、保育士の給与は安い」という内容が話題になったことがあります。

 

今日は、「保育士の給与が安い理由」について自分でも少し考えてみたいと思いましたので、文字にしてみました。

 

 

 

1.保育士の仕事は誰でも出来るのか

 

まず、「保育士の仕事は誰でも出来るのか」ということについて。


個人的には、これは相当に難しい。

 

私は子供を育てたことはありませんが、わんちゃんを育てています。


毎日世話をしていますが、本当に大変です。。。


わんちゃんでも大変で、想像するに子供も大変だろうに、さらに保育士さんは他人の子供を契約サービスの中で、責任を持って育てるということを考えれば簡単な仕事でないことは容易に想像できます。

 

特別なスキルは必要ないのかもしれませんが、「満足してもらえるようなサービスをちゃんと子供(と、その親)に提供できるか」と言われると、1人1人性格も考えていることも違うので、相当に難しい。特殊スキルではないにしても、勉強や経験が必要かと思います。

 

一方、違う視点で、別の職種(給与が高い)について考えてみたいと思います。

 

例えば、引く手あまたのデータサイエンティストはどうでしょうか。


こちらはかなり給与が高い(はず)です。特殊スキルがないと、出来ない仕事かと思います。


でも、私は元SEなので思いますが、勉強さえすれば簡単ではないものの、出来そうな気がします。

 

つまり、感覚的には勉強さえすれば「誰でも出来る」仕事だという感じです。

 

つまり、私はデータサイエンティストに関しては、ある種「誰でも出来る」職業だと思っており、でも、給与は高いということです。

 

まとまりがないので、少し整理しますが、要は「なぜ保育士の給与が安いのか」という理由に対して、「誰でも出来るから」という部分にだけを、その意図も汲まずに言葉尻だけとらえても仕方がないのではないか。


そもそも「出来る」というのがどういう状態をいうのか、定義もないですし、
もう少し別の観点で捉えてみたほうが良いのではないかということです。

 

2.では、なぜ保育士の給与は安いのか

 

では、改めてなぜ保育士の給与は安いのか、考えてみたいと思います。

 

まずは先程の例にあげた「データサイエンティスト」を例に「なぜデータサイエンティストの給与が高いのか」を考えてみたいと思います。

 

データサイエンティストは企業内に蓄積されたデータを分析・活用して、新たな気づきを生み出し、課題を解決し、利益を生み出す仕事です。

 

データサイエンティストによる課題解決は、企業にとって大きな利益を生み出す可能性が高いため、企業はデータサイエンティストに対してメリットを感じ、高額な料金(または給与)を支払います。

 

つまり、企業にとって「費用対効果」が高い(見えやすい)ため、高額な給与が支払われるのです。

 

一方で、保育士さんの給与は主に親御さんの収入から支払われる料金と行政からの補助金で賄われています(そのはずです)。

 

さらに認可保育園に関しては行政が保育料を決めるため、保育料金を上げることは出来ません。

 

元金が少ないので、自然と給与も安くなってしまうのです。

 

では、保育料金をもっと上げてしまえばよいのではという発想になりますが、そうなると、支払う親御さんの気持ちからすると、「子供育てるの難しいな」「子供産むのやめようか」となり、少子化がますます進んでしまいます。

 

これでは購買人口が減ってしまい、経済低下をさらに進捗させてしまいますし、結局最適な需要と供給のバランスのとれた料金設定を見いだせなければ、保育園に入ってくれないので、存続も出来ません。

 

3.【まとめ】では、結局どうすればよいのか

 

本当は「誰でも出来るから給与が低いんだ」というような意見に目くじらを立てて突っ込むのではなく、ここをみんなで考えていくことが大事だと思っています。

 

「保育士さんの給与をあげるには」だけにフォーカスすれば、要は入ってくる元金が増えればよいと考えます。


・親御さんがもっと給与が増えれば、支払える額が増えるかもしれません。

→ベーシックインカムもこれに寄与するかもしれません。


・元金として親御さんからの保育料と補助金しかないのであれば、他に収入源をつくればよいのではないか。
→要は(制限があるのかもしれませんが)多角化経営できないか。


・移民を認めて税を確保
→財源を増やす。

 

などなど。

 

勿論、上記を検討するにあたっては問題点が数多くあることは承知ですが、せっかく今回良い問題提起が出てきているのですから、他人の意見に文句を言う前に、その問題提起を深堀してみたほうが建設的だと思います。